2018年11月30日
歌(声)の質を上げるのに、呼吸法は必要か?
ボイスエンライトメント ボイストレーニング レッスン
歌は、「呼吸」のアートです。
歌(声)=呼吸といってもいいぐらいです。
呼吸乱れると、歌は乱れ、
呼吸が美しいと、歌も美しくなり、
呼吸がパワフルだと、歌もパワフルになります。
よく、歌をうまく歌うために腹式呼吸を身に付けないとダメだ、というのを耳にします。
そして、従来のボイトレのメニューには呼吸法のトレーニングなども必ず含まれていますよね。
しかし、呼吸の質を上げるために、呼吸法の訓練が必要かというと、実はそうでもないのです。
無駄とはいいませんが、呼吸法だけでは呼吸は美しくならないのです。
では、どうすれば呼吸の質があがるのでしょう。
答えはずばり、「恐れ」の克服です。
実は、「恐れ」こそが呼吸を劣化させているのです。
「恐れ」がたくさんある限り、どんなに呼吸法の訓練をしても、呼吸の質は上がらないのです。
「恐れは常に無知から生まれる」
という言葉を聞いたことがありますか?
「恐ろしいのは、恐れているものの正体を知らないから」ということを知らない。
「恐ろしいのは、叡智を知らないから」ということを知らない。
「恐れを作り出しているのは常に自分(の想像)」ということを知らない。
自然災害が怖い、病気が怖い、老いること死ぬことが怖い、相手がどういう人かわからないから怖い、
経験したことがないから怖い、人生がこの先どうなるかわからないから怖い、、、。
こういう恐れを誰でも日々無意識に感じているのです。
ブッダは、「人間の苦しみは、すべて無明から始まる」と説きました。
※無明・・・人間が根本的に持っている無知のこと。
これが、呼吸を劣化させている原因なのです。
「自分が無知であること」を知ることがまずスタートラインです。
そして、自分自身を「納得させる」ことこそが、恐れを克服することなのです。
納得する=腑に落ちる→恐れの解消→くつろげるようになる→ゆだねられるようになる→呼吸の質が上がる。
納得する、というのは、人の意見を鵜呑みにしたり、知識を詰め込んだりすることではありません。
正しい、正しくない、ではなく、自分なりの納得点を探すことが大事なのです。
私の歌唱力が突然次元上昇したのは、この「自分なりの納得点」をたくさん見つけてきたからだと思います。
心の仕組みを学び、宇宙の真理を学び、ありのままの世界の現状を知り、自己対話をたくさんし、
「これはこういうことだったのか!」
「だからこうなってたのか!」
とあらゆることについて自分を納得させてきました。
あらゆる事象についての理解の解像度をあげてきたのです。
それプラス、脳幹活性です。
脳幹は根源的な恐れと関係が深いです。
現代人はここが劣化しているために、宇宙とのつながりが感じられず、必要以上に「恐れ」にコントロールされます。
らいおんあくびで脳幹を活性化することにより、宇宙とのつながりを取り戻します。
そうすると自然に人間の根本的な恐れから開放されていきます。
恐れから開放されていくにつれて、人生において「くつろげる」ようになってきます。
くつろげるようになったとき、呼吸が自然に美しくなっていました。
深い呼吸が当たり前になりました。
決して、呼吸法の訓練を一生懸命したわけではありません(多少しましたが、それ以上に「納得させる」が効果がありました)。
呼吸の質が変わったので、声の質、歌唱の質がまったく変わっていたのです。
そして、呼吸の質が上がることで、いろんなものの質が上がっていきます。
身体の健康状態、生活環境、人間関係。
ボイスエンライトメントで提唱している、「声が変わると人生が変わる!」というのは、
つまり呼吸の質が変わることで、あらゆることの質が上がるということなのです。
『今日のまとめ』
参考になる過去記事:声の柔軟さ=こころのリラックス
歌(声)=呼吸といってもいいぐらいです。
呼吸乱れると、歌は乱れ、
呼吸が美しいと、歌も美しくなり、
呼吸がパワフルだと、歌もパワフルになります。
よく、歌をうまく歌うために腹式呼吸を身に付けないとダメだ、というのを耳にします。
そして、従来のボイトレのメニューには呼吸法のトレーニングなども必ず含まれていますよね。
しかし、呼吸の質を上げるために、呼吸法の訓練が必要かというと、実はそうでもないのです。
無駄とはいいませんが、呼吸法だけでは呼吸は美しくならないのです。
では、どうすれば呼吸の質があがるのでしょう。
答えはずばり、「恐れ」の克服です。
実は、「恐れ」こそが呼吸を劣化させているのです。
「恐れ」がたくさんある限り、どんなに呼吸法の訓練をしても、呼吸の質は上がらないのです。
「恐れは常に無知から生まれる」
という言葉を聞いたことがありますか?
「恐ろしいのは、恐れているものの正体を知らないから」ということを知らない。
「恐ろしいのは、叡智を知らないから」ということを知らない。
「恐れを作り出しているのは常に自分(の想像)」ということを知らない。
自然災害が怖い、病気が怖い、老いること死ぬことが怖い、相手がどういう人かわからないから怖い、
経験したことがないから怖い、人生がこの先どうなるかわからないから怖い、、、。
こういう恐れを誰でも日々無意識に感じているのです。
ブッダは、「人間の苦しみは、すべて無明から始まる」と説きました。
※無明・・・人間が根本的に持っている無知のこと。
これが、呼吸を劣化させている原因なのです。
「自分が無知であること」を知ることがまずスタートラインです。
そして、自分自身を「納得させる」ことこそが、恐れを克服することなのです。
納得する=腑に落ちる→恐れの解消→くつろげるようになる→ゆだねられるようになる→呼吸の質が上がる。
納得する、というのは、人の意見を鵜呑みにしたり、知識を詰め込んだりすることではありません。
正しい、正しくない、ではなく、自分なりの納得点を探すことが大事なのです。
私の歌唱力が突然次元上昇したのは、この「自分なりの納得点」をたくさん見つけてきたからだと思います。
心の仕組みを学び、宇宙の真理を学び、ありのままの世界の現状を知り、自己対話をたくさんし、
「これはこういうことだったのか!」
「だからこうなってたのか!」
とあらゆることについて自分を納得させてきました。
あらゆる事象についての理解の解像度をあげてきたのです。
それプラス、脳幹活性です。
脳幹は根源的な恐れと関係が深いです。
現代人はここが劣化しているために、宇宙とのつながりが感じられず、必要以上に「恐れ」にコントロールされます。
らいおんあくびで脳幹を活性化することにより、宇宙とのつながりを取り戻します。
そうすると自然に人間の根本的な恐れから開放されていきます。
恐れから開放されていくにつれて、人生において「くつろげる」ようになってきます。
くつろげるようになったとき、呼吸が自然に美しくなっていました。
深い呼吸が当たり前になりました。
決して、呼吸法の訓練を一生懸命したわけではありません(多少しましたが、それ以上に「納得させる」が効果がありました)。
呼吸の質が変わったので、声の質、歌唱の質がまったく変わっていたのです。
そして、呼吸の質が上がることで、いろんなものの質が上がっていきます。
身体の健康状態、生活環境、人間関係。
ボイスエンライトメントで提唱している、「声が変わると人生が変わる!」というのは、
つまり呼吸の質が変わることで、あらゆることの質が上がるということなのです。
『今日のまとめ』
- 歌の質を上げるためには、呼吸の質を上げること。
- 呼吸が劣化するのは、「恐れ」。
- 恐れを克服するには、「無知」を克服しなければならない。
- 世の中の常識や知識にとらわれず、叡智を学びましょう。自己対話しましょう。
- 脳幹を活性しましょう。
参考になる過去記事:声の柔軟さ=こころのリラックス
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